「もう、父のご飯を作る気力がない……」
正直に告白します。
私は今、91歳になる父(腎盂癌・譫妄あり)と、高齢の母と暮らしている64歳の息子です。
妻とは別居中です。
元魚屋の店長で、調理師免許も持っています。
「調理師なら、親の食事くらいちゃんと作れるでしょ?」
そう思われるかもしれません。
でも、現実は違いました。
午前中の雑用処理。(洗濯、掃除、買い物など)
午後からの仕事(午後2時から午後5時まで)、そして午後9時から深夜2時までの夜勤。
その合間を縫っての在宅介護。
減塩やカリウムを計算しながら、毎日3食手作りするのは、プロの私でも「物理的に不可能」でした。。。
やらなけりゃならない。けれども。。。
「このままでは、父の病気が悪化するか、私が過労で倒れて共倒れになる」
そう危機感を抱いた私は、プロとしてのプライドを一旦捨てましたわ。
「食事のプロ(宅配サービス)」を頼ることに決めました。
ただ、元魚屋として「味」と「食材の質」には妥協できません。
そこで今回、数ある宅配食の中から、「腎臓に負担をかけない」かつ「魚屋の目から見ても美味しそう」なサービスを徹底的に比較・検討しました。
もし、私と同じように親の食事作りで追い詰められている方がいたら、ぜひ参考にしてください。
私たちが倒れてしまったら、元も子もありませんから。
元魚屋として「スーパーの弁当」を選ばない理由
「手作りが無理なら、スーパーやコンビニの弁当でいいじゃないか」
そう思う方もいるかもしれません。
しかし、腎臓に病気を抱える父にとって、市販の弁当はリスクが高すぎます。
元魚屋として惣菜コーナーの裏側を知っているからこそ言えるのですが、市販の弁当は「冷めても美味しい」ように、どうしても塩分や調味料が濃いめに作られています。
また、保存料(添加物)も気になります。
健康な若者なら問題ありませんが、腎機能が低下している父にとって、過剰な塩分は命取りになりかねません。
かといって、私が毎日減塩食を作る時間はない……。
だからこそ、「管理栄養士や医師が監修している」という条件は絶対でした。
これは手抜きではなく、「父の体を守るための安全策」なのです。
調理師の私が目をつけた「腎臓病食」
数ある宅配サービスの中から、私の「調理師としての基準(味・成分・使いやすさ)」で、最終的に以下に絞り込みました。
Dr.つるかめキッチン
【選んだ理由:圧倒的な安心感】
ここの最大の特徴は、「専門医と管理栄養士のダブル監修」であること。
公式サイトのメニューを見て驚いたのは、制限食でありながら「味のバリエーション」が豊富なことです。
特に魚料理の献立を見ると、
パサつきがちな白身魚をあんかけにするなど、
調理師目線でも「これなら美味しく食べられる工夫がされている」と感じました。
成分: 塩分2.0g以下、カリウム500mg以下
魅力: 定期コースなら送料がずっと無料(これ、地味に大きいです)。
結論:今の私たちが「共倒れ」しないために
介護は、100メートル走ではなくマラソンです。
いつ終わるかわからない戦いの中で、自分たちの体力を「食事作り」ですり減らしてはいけません。
今回、私が「Dr.つるかめキッチン」を選んだ最大の理由は、「専門医監修」という安心感と、「定期コースの解約縛りがない(いつでも止められる)」という誠実さでした。
「合わなければすぐに止めればいい」 そう割り切って、まずは一度試してみるところからはじめました。
今日の夕食、レンジでチンする間に、私は父の背中をさすって話を聞くことができました。
たったそれだけのことですが、これが今の私には何よりの救いでした。
もし、あなたも仕事と介護の両立で限界を感じているなら、一度プロの手を借りてみてください。
親のためだけでなく、あなた自身の負担もいくらかは違うはずです。
世話を受けるものも世話をするものも、明日も笑って過ごしたいものですね。