養殖の鯛と天然の鯛のからだの違いから
魚屋さんとかスーパーの鮮魚部門とかで、お魚の姿を見ることは少なくなってきてますよね。
私は元魚屋なのでお魚のそのままの姿ってのが目に焼き付いてます。
魚屋の時によく聞かれた事ってのが、「養殖ものの鯛」と「天然ものの鯛」ってなにが違うの? って事でした。
そこで、今回は「養殖の鯛」と「天然の鯛」の違っているところを取り上げてみま~す。
養殖の鯛と天然の鯛では体のどこが違うの?
一体、体のどこが違っているのでしょうか?
その事についてまづお話します。
「尾」養殖の鯛と天然の鯛の違いが一番わかるのが尾っぽ
身体のパーツで違いがね、一番出やすいのが「尾」なんです。
そう尾っぽですよ。
この尾っぽってお魚にとってはとても重要なパーツなんです。
まあ、泳がないといけないから~って事で重要性は判って頂けるのではないでしょうか?
「養殖の鯛の尾」

画像を見るとわかると思うのですがね。
全体的に丸っこい感じしませんか?
この形ってね、実は養殖の鯛は「泳がなくってもエサが食べられる」
って事から出来上がっている形なんですね。
狭いイケスとかで皆と一緒に生活をしていて~
狭いからビュンビュンと泳いでいる訳にもいかず~
どちらかといえばジッとしている感じ?
だからね、尾っぽが退化してしまってるんです。
その為に全体的に丸っこくなっています。
「天然の鯛の尾」

こちらの画像が天然の鯛の尾っぽなんです~
どうですか? 違いが分かるでしょ!
天然の鯛ってのは当然、自分で食べるものを探して、
見つけたら~
ビューンっと猛スピードで泳いで行ってエサにありつかなければなりませんね。
その為に尾っぽはね、とっても発達していて先も、とがってます。
これはもう見間違うことがないくらい養殖の鯛とは違ってます。
「結論」

そんな分けで「養殖の鯛」と「天然の鯛」の違いは尾っぽを見れば判り易いってことになります。
「体の色」養殖の鯛と天然の鯛では体の色が違う説
尾っぽを見ればね、大体、養殖であるのか天然であるのかは判断できると思います。
あと、よく世間様で言われているのが「色」が違うって事なんですね。
養殖の鯛はイケスで生活しているので~
日光によく当たっているので~黒っぽくなっている~っというのです。
これね、確かにそういう事もあるとは思います。
ですが、、、、
鯛の雄と雌って色味が違っていて、雄の方が黒っぽいこともあります。
その為にね、色だけで養殖の鯛なのか天然の鯛なのかは判断しずらいとは思いますね。
でも、先ほども書いたようにね、養殖鯛の方が色合いが強いっていうか黒っぽいってのは確かにあります。
養殖の鯛と天然の鯛では身質は違うの?
これまで書いてきたのは養殖の鯛と天然の鯛の外見上での違いって事でしたが、
ついでに身質についても書いておきますね。
「脂分」養殖の鯛と天然の鯛では脂の乗り具合が違う。
養殖の鯛と天然の鯛では生活する環境が違うから栄養の乗り具合も当然変わってますよ。
「養殖の鯛の脂分」
養殖の鯛はいつでもエサにありつけるし、動かなくってもよいので体に脂肪分が溜まってます。
産卵の時期になっても身の方の脂分はそれ程は減りません。
「天然の鯛の脂分」
天然の鯛はというとね、季節によって身の脂の乗り方は違ってきます。
自然の中で暮らしているのでエサにありつけるのは時の運・・・
そんな訳で比較すれば養殖の鯛に比べては脂分は少ない。
しかも、産卵の時期には栄養分は卵の方に移っていくので身の方の脂分はパサパサって感じになります。
でも、産卵期が終わってね、エサもバンバンとって食べる様になれば身の方に脂はのってきます。
その頃の鯛のお刺身なんかはものすごくおいしいです。
まとめ
養殖の鯛と天然の鯛とでは尾っぽの形を見るのが一番わかり易いと思います。
尾っぽが尖ってピンとしているのが天然の鯛。
養殖の鯛の尾っぽは丸っこく縮んでます。
体の小さな鯛の場合は天然と養殖では尾っぽも違いは少ないかもしれませんが体が育ってくるほどにその違いは大きくなってきます。
動かさなければ鯛のしっぽは退化する。
んんん~私たちの体も動かさないでいると退化してしまうのでしょうなぁ~
鯛の尾っぽの様にならない様に心がけて体を動かしていなくってはね!
そして、いつまでも健康で自然のままの体で暮らしていきたいものです。
今日もお付き合いくださり、ありがとうございました。
あなたと会えて「ついてました。」嬉しいです。感謝いたします。
「泉水 善光」