鯖(さば)のさばき方はお魚をおろす基本になります。
アジ、サバ、真鯛がおろせると、
他のお魚をおろす時にも感が働いて楽に出来る様になります~
そんなわけで今回は「鯖(サバ)のさばき方(おろし方)、三枚おろしの方法です〜」と題しまして、
魚屋時代に撮っておいた「鯖(サバ)を使った捌き方の動画」をご紹介して
どうやったらいいのかを見て頂こう〜って思います。
サバを捌く(おろす)時の注意点〜(ポイントのご紹介~)
サバはね、捌く(おろす)時には血液が結構出てくるお魚なんですね。
だから、まな板とかは〜
あまり、水分が染み込まないものの方がいいですよ。
血がしみ込まなければあとで生臭いってのが無くなりますからね。
それと水ですぐに洗い流せる場所で作業を行ったほうがいいです。
あと、その他にはアニサキスっていう寄生虫がいる場合があります。
ちょっと小さなミミズみたいな形なんですけども
クルクルと渦を巻いた形で見つかる事が有ります。
透き通ってるってか半透明の様な虫なんですがね。
もしも、見つかったら直ぐに包丁で切ってしまうか、他の食べ物には入っていかない様にゴミ箱に捨ててくださいませ。
生きたまま身体の中に入ってしまうと食中毒を起こす事が有ります。
激しい腹痛が起こります。 気を付けましょう~!!!
真サバの三枚おろしの捌き方を動画でご紹介〜
下の動画はマサバを三枚おろしに捌いているところです。
しめ鯖とかを作る時の動画だったような気がしています。
まあ、教育用に撮ったわけでも無いのでお気楽にご覧ください~
さばの三枚おろしのさばき方を説明します
<< 手順 >>
- 真水で体をよく洗う。
- 頭と内臓をとる。
- お腹の方から中骨のところまで包丁を入れていく。
- 背中の方から中骨のところまで包丁をいれる。
- 中骨だけが身と繋がっている状態になる。
- 頭の方から包丁を入れて身を切り離す。
- 腹骨を包丁でとる。
ここまでで半分がおろせました。
サバをひっくり返して、反対側もおろしていきます。
- 先ほどと同じ手順で中骨まで包丁を入れる。
- お腹の方から中骨のところまで包丁を入れていく。
- 背中の方から中骨のところまで包丁をいれる。
- 中骨だけが身と繋がっている状態になる。
- 頭の方から包丁を入れて身を切り離す。
- 腹骨を包丁でとる。
以上が手順になりま〜す。
どうでしたでしょうか?
やり方を頭に入れてから体を動かすと〜
うまく出来ることが多いです。
まあ、闇雲にやってはサバも可愛そうですからね。
手順だけでも覚えておくといいと思います〜
↓↓↓↓↓↓魚のさばき方の中で真鯛のさばき方は基本の一つになりますね~↓↓↓↓↓↓
私の別のブログに飛びますが、怪しいものでは御座いません。ご安心を~!!!
サバは大衆魚ってイメージですがブランド鯖ってのもいてピンキリですね~
一口にサバと言ってもね、
入荷してきた場所によっては高級感が違います。
私の住んでいる川崎だと結構いろんな場所のお魚が仕入れられます。
下に、画像載せておきますけども、
サバに付いているブランド名でお値段がかなり違いますね。
あとは、天然のものか、養殖魚かでもうんとお値段が変わってきます。
養殖魚はかなりお高いです。
お客様のご注文で買って来たりしてましたが〜
素晴らしかったですね〜
下に画像載せときますね〜!!
一般的なサバ(真鯖)です。 それでもお高いですがね。。。
川崎近辺ではサバはお刺身では食べません。
サバの生きグサレとかって(なんて表現でしょうかね〜)言われたりして
中毒を起こすといけないので魚屋ではお刺身にいたしません。
加熱しないお料理だと、しめ鯖にして食べたりはします。
上の画像、ブランド名の付いたサバ。
これは宮城県の「金華サバ」ですね。
しかもその中でもほんとに金色のやつ〜
これはお高いです〜〜!!
でも、お魚は管理されているので品質はやはり違いますね〜
こちらは養殖物のさばです。
こうなるともう、サバって感じがしませんね。
年末とかだと3〜5000円くらいすることもあるんですよ。
これは充分な衛生管理をされているのでお刺身でもOKということでした〜!
この画像はうちで販売していた自家製のしめ鯖です〜
約2日掛けて作ってました。
かなりの人気商品でしたね〜
ほんとにお世話になりました〜
ありがとうございます〜!!
終わりに
さて、今回は「鯖(サバ)のさばき方(おろし方)、三枚おろしの方法です〜」っと題しましてサバの捌き方についてをご紹介してきました。
それと、サバのブランドものの種類についても合わせてご紹介いたしました。
昔の大衆魚が今は高級魚になっていることもおおいですが
サバもそういう方向に行っているのかもしれません。
それでも、まだサバはお安く手に入ることも多いと思うので、
旬の時には食べて頂きたいですね。
それでは今日はこの辺で〜
ここまで読んで頂きましてありがとうございました。
嬉しい楽しいついてます。
感謝。
泉水善光