「塩味」をあなたは何て読んでますか?
最近「えんみ」と読む人が多く出てきた気がするのです。
私的には「しおあじ」が普通の気がしているのですが。。。
そこで正しい読み方は何なのかと「えんみ」と読む人が増えた理由について調査しながら考えてみました。
「塩味」は辞書にはなんて書いてあるのか
ネット上の辞書ということで今回は「コトバンク」から引用しました。
「コトバンク」を見て「しおみ」という読み方もあると知りました。。。
(無知すぎでしょ。。。)
それぞれに意味合いが違うようですが、それでも「しおあじ」と「しおみ」の違いは感覚的に???です。
「えんみ(塩味)」という読み方とその意味
「コトバンク」に書いてあったものから引用します。
① 食物を料理する時の塩のきかせかげん。塩加減。また、塩のまじりぐあい。
https://kotobank.jp/word/%E5%A1%A9%E5%91%B3-448236
「しおあじ(塩味)」という読み方とその意味
こちらも「コトバンク」からの引用~
〘名〙 塩でつけた味。
https://kotobank.jp/word/%E5%A1%A9%E5%91%B3-448236
「しおみ(塩味)」という読み方とその意味
これはおまけに書いています。
まあ私の備忘録的な要素になります。
① 塩のはいった味。
https://kotobank.jp/word/%E5%A1%A9%E5%91%B3-448236
「塩味」を「えんみ」と読むのは何か違和感があるのです。
最近気になってはいたのですが、「えんみ」という読み方増えてますよね。
「塩味」を「えんみ」と読まれると「しおあじ」でしょ!っと突っ込みたくなります。
ですが、上の様に確かに読みはあります。。。
だから間違いではないことにはなります。
私が古いのでしょうか?
なんで「えんみ」と読む人が増えたのかの考察
「塩味」を「えんみ」と読む人が増えた理由を考えました。
以下の様に3つかなと思います。
「えんみ」は、料理の塩加減を意味する言葉として定着した
「えんみ」は、料理の塩加減を意味する言葉として、江戸時代から使われていました。
「塩梅」という言葉でした。
しかし、明治時代には「しおあじ」が一般的となり、「えんみ」は使われなくなりました。
しかし近年になって再び使われるようになっています。
その背景には、料理の塩加減が重要視されるようになったことが挙げられます。
塩は、料理の味を決める重要な要素であり、適切な塩加減をすることで、料理の美味しさを引き出すことができます。
そのため、料理の塩加減を「えんみ」と呼ぶことで、料理人の技術や感性を表現する言葉として使われるようになりました。
「えんみ」は、料理番組や料理雑誌で使われるようになった
最近は、料理番組や料理雑誌で「えんみ」という言葉が使われることが多くなりました。
そのため、一般の人にも「えんみ」という言葉が浸透し、使われるようになったと考えられます。
「しおあじ」と「えんみ」の意味の違いが曖昧になった
「しおあじ」は、塩でつけた味を意味する言葉です。
一方、「えんみ」は、料理の塩加減を意味する言葉です。
しかし、近年では、この2つの意味の違いが曖昧になってきています。
そのため、料理の塩加減を指す際には、「えんみ」という言葉を使うことも増えてきています。
以上のような理由から、「塩味」を「えんみ」と読む人が最近増えたと考えられます。
まとめ
いかがでしたか?
今回は「塩味」を「えんみ」と読む人も増えてきて、なんでだろうかと考察してみました。
上には書いていませんでしたが、そういえば学校の家庭科の授業か何かで「甘味(あまみ)」「苦味(にがみ)」「塩味(えんみ)」とかも習った気も致します。
そういった学校での教えを守っている方々が増えている事が原因の一つかもしれません。
なんとなく私的には「しおあじ」がしっくりくるのですが、まあ塩加減をあらわすということで区別をしていけばいいかなぁ~っと納得しています。
留学生の方や海外から日本に来て生活している方などにもお役に立てたら幸いです。
それでは、また。
ここまで読んで頂きまして誠にありがとうございました。
嬉しい楽しい、ついてます。
感謝
泉水善光