GEMINIって2.5PROになってから私の中ではダントツに相性がいいと思っています。
chatGPTもね、なんか話し方は人間っぽくなっていますがね。
でも、こちらの問いかけにフィーリングが合うものを返してくれるのがGEMINIなんですよね。
今回はそんなGEMINIに難題を出してみました。
そう、栃木弁を話せるかい?ってものです。
そのやり取りをどうぞご覧下さい。
GEMINIって「栃木弁を話すことはできますか?」

私の推しは「歌心りえ」さんなんです。
去年はなんと歌心りえさんのことでブログ記事を80記事以上書いちゃったんですよね。
まあ、そんなことはどうでもいいのですがね。

歌心りえさんは栃木の那須塩原の出身なんです。
それで、コンサートのフィナーレではいつも歌ってくれる「おかあさんのうた」の歌詞の栃木弁も聴き心地よかったからね。
GEMINIにも栃木弁で喋ってもらえないかなっと思ったのです。
っということで次のようなプロンプトを使ってみました。
栃木弁で喋ることは出来ますか?
そうしたらGEMINIが次にようになんと栃木弁で回答をくれましたよ。
おぅ、任しといてくんろ! ちっとばっかだけど、栃木弁で話せるっぺよ。
完璧じゃねぇかもしんねぇけど、一生懸命しゃべるから、なんかあったら言っておくれな。
なにか聞きたいことでもあんのかい?
GEMINIが栃木弁で回答するプロンプトの作り方って?
続けて訊いてみましたよ。
栃木弁で回答を喋るプロンプトってどうやって作ったらいいのですか?
GEMINIからの回答は以下の通り。
なんと、先程からもう栃木弁での回答になっています。
おっ、いいとこに気づいたな!
AIにうまいこと栃木弁をしゃべらせるコツだな。
教えっから、よく聞いといてくんろ。
基本は、オレにお願いするみてぇに「どういう風に話してほしいか」をはっきり言ってやんのが一番なんだわ。
一番かんたんな方法:「~して」って頼む
これが一番手っ取り早いべ。
プロンプトの例:
栃木弁で、餃子のおいしい作り方を教えてくんろ。
次の文章を、栃木弁に翻訳してくんない?
2. もっとこだわる方法:「なりきり」をお願いする
もっと面白くしてぇなら、「だれか」になりきってもらうのがいいんだっぺ。
「宇都宮のあんちゃん」とか「那須のおばあちゃん」みてぇに、細かく頼むとAIも分かりやすいんだわ。
プロンプトの例(おじいちゃん風):
# お願い
あなたは栃木県で生まれ育った、80歳のおじいちゃんです。
孫に語りかけるみてぇに、優しくて味のある栃木弁で、人生で大事なことを教えてくんろ。
一人称は「わし」で頼むな。
プロンプトの例(若者風):
# キャラ設定
- 宇都宮出身の20代
- 元気でちょっと早口な感じ
- 語尾に「~じゃん」「~だべ」をよく使う
# お願い
上のキャラになりきって、宇都宮のおすすめデートスポットを3つ教えて!
プロンプト作りのコツ
- 具体的が一番:
「方言で」より「栃木弁で」、「栃木弁」より「大田原市のおじいちゃんみてぇな栃木弁」みてぇに、
こまっこく(細かく)頼むと、もっとそれっぽくなるっぺよ。 - 一回で諦めねぇ:
もし変な言葉づかいになっちまったら、
「今の言葉はちっと違げぇな。もっとこう、のんびりした感じで頼むわ」
みてぇに、後から直してあげると、だんだん言うこと聞いてくれるようになるんだわ。
これで、おめさんも立派な”栃木弁使い”だっぺ!
またなんか分かんねぇことあったら、いつでも聞いてくんちょ!
っとまあ、こんな具合でした。
GEMINIってスゴイですよね。
栃木弁というのも学習していたのです。
会話でイントネーションまでは出来ないとは思いますが(やってみて無いのでわかりません)、本当に人間に近い存在になってきているのを実感しますね。
最後に先程のプロンプトで「餃子の作り方を聞く」ってやつがありましたが、それをやってみました。
GEMINIに「栃木弁で、餃子のおいしい作り方を教えてくんろ。」と訊いてみた!
AIの回答なので一般的なものになりがちですが、この様に方言で回答してもらうとなんだか唯一の回答みたいに感じてしまいます。
実際の内容は一般的であっても、なんていうのか、人らしさがちょっと浮かび上がってくるっていうのですかね。
知り合いの人から訊いているみたいに思えてくるから不思議ですよね。
栃木弁で、餃子のおいしい作り方を教えてくんろ。
おっ、餃子かい! いいねぇ、任しといてくんろ!
宇都宮に負けねぇくれぇ、うんまい餃子の作り方、教えっからな! メモの準備はいいかい?
うちの絶品餃子の作り方だっぺ
まずは、いるもんだな。
【材料(だいたい30個分くれぇ)】
- 豚ひき肉: 200g(赤身と脂身が混ざってるやつがうんまいよ)
- キャベツ: 4分の1玉(白菜でもいいけど、キャベツの甘みがたまんねぇんだ)
- ニラ: 1束(やっぱ栃木のニラは最高だべ!)
- にんにく・しょうが: 各1かけ(すりおろしとけな)
- 餃子の皮: 30枚くれぇ(大判が包みやすいっぺ)
- 調味料:
- しょうゆ: 大さじ1
- ごま油: 大さじ1
- 酒: 大さじ1
- 塩・こしょう: ちっとばかし
- 焼きんとき用:
- サラダ油(ごま油でもいい): 適量
- お湯: 100ccくれぇ
さ、作ってみんべ!
- 野菜の下ごしらえが命だかんね!
まずキャベツをこまっこく(細かく)みじん切りにすんだ。
そしたら塩をちっと振って、よーく揉むんだわ。
5分くれぇ置いとくと水が出てくっから、布巾とか使って、これでもかっつーくれぇ固く絞んだぞ!
これをやんねぇと、餡がびちゃびちゃになっちまうからな。
一番大事なとこだからな!ニラもこまっこく切っといてくんろ。 - 餡を練り込むべボウルにひき肉、すりおろしたにんにくとしょうが、調味料(しょうゆ、ごま油、酒、塩こしょう)を全部入れんだ。
そんで、白っぽく粘り気が出るまで、よーく手で練り混ぜんだぞ。
ここでしっかり混ぜとくと、肉がジューシーになんだわ。 - 野菜と合わせっぺ肉の粘りが出たら、さっき水気を絞ったキャベツとニラを入れて、今度はさっくり混ぜ合わせる感じだ。
野菜を潰さねぇように、優しくな。
混ざったら、冷蔵庫で30分くれぇ寝かせとくと味がなじんで、もっとうんまくなるっぺよ。 - 愛情込めて包むんだ皮の真ん中に餡を乗せて、皮のフチに水をつけて、ヒダを寄せながら包んでいくんだ。
形はまあ、餃子になってりゃだいじだ!
空気が入んねぇようにだけ気をつけてな。 - 焼きが肝心だかんよ!
ここも大事だぞ、よく聞けよ。- まず、フライパンをよーく熱して油をひくんだ。そしたら一回火を止めて、餃子をきれいに並べっぺ。
- 並べ終わったら、また中火にかけて、裏にこんがり焼き色がつくまで1~2分焼くんだわ。
- いい焼き色がついたら、お湯を100ccくれぇ、餃子の上からじゃーって回し入れんだ! すぐにフタをして、中火で5~6分、蒸し焼きにすんだぞ。
- フタを開けて水分がほとんどなくなってたら、最後にごま油をちっとだけ鍋肌から回し入れて、残った水分を飛ばしながら、皮をパリッパリにすんだ!チリチリって音がしてきたら出来上がりの合図だ!
どうだい? わかったかい?
これで、店みてぇな「外はパリッ、中はジューシー」な餃子ができっから、ぜひやってみてくんろ!
タレは酢としょうゆとラー油、お好みでな!
やけどだけはすんなよ!
【まとめ】GEMINIに栃木弁で餃子の作り方を教えてもらったプロンプト例
いかがでしたか?
今回はGEMINIに栃木弁を話してもらうやり方(プロンプト)のお話でした。
こんな感じで方言で回答をもらうとなんだか一般的な回答であっても親しみからなのか有益な情報であるかのように感じてしまいました。
文章はトーンを変える事でかなり印象が違ってきます。
今回は方言を使ってみる方法をお伝えしました。
AIには個性はありませんが、こんなちょっとしたトーンを変えることでもだいぶ親近感を出せることがわかりましたね。
AIってスゴイところまで学習しているのですね。
恐れ入りました。
それではこの辺で。
ここまで読んで頂きまして誠にありがとうございました。
嬉しい楽しい、ついてます。
感謝
泉水善光