子供の方が親よりも有名というのはよくある話ですよね。
おせち料理に使われている数の子。
これもどちらかというとその部類なのだと思います。
数の子はよく見て知っているのに、その親が何なのかは知らない人も多くいるのです。
一度知っておけばそれで解決する事なのでここで覚えてしまってくださいませ。
数の子の親は何?なんの卵なの?
数の子の親は、ニシンという魚です。
ニシンは、昔はカドと呼ばれていたので、数の子はカドの子という意味でした。
しかし、カドの子が訛ってカズの子になり、さらに数の子という漢字が当てられました。
数の子は、卵の数が多く、子孫繁栄の意味があるので、おせち料理に使われています。
ニシンの獲れる場所によって数の子の口当たりは違う!
数の子はニシンの種類や産卵する場所によって食感や味が違っているのをご存じでしょうか。
種類が違っていれば味に違いがあることは想像つきますけども、産卵場所によってというのは想像しずらいのではないでしょうか。
一的には、
- 太平洋産の数の子はコリコリとした歯ごたえがある。
- 大西洋産の数の子はやわらかくて味がしみやすい。
等といわれています。
太平洋産の数の子は、主にアメリカ、カナダ、ロシアなどから輸入されています。
もちろん国内産もありますが全体的にみて量では輸入物が多いです。
これらの太平洋側に沿った国の近辺では、ニシンは岩場や砂地に卵を産み付けます。
その為に卵は粒が大きくて硬いのです。
この硬さがコリコリという食感を出しているのです。
特にカナダ産の数の子は、色や形も美しく、高級品として扱われています。
主に塩ずけにされて商品化されます。
次に大西洋産の数の子は、主にヨーロッパの国々から輸入されています。
これらの国の近海では、ニシンは昆布に卵を産み付けます。
その為に卵は粒が小さくてやわらかいのです。
その柔らかさは味付け数の子に適しています。
お値段的にもこちらの方はお安く購入できます。
数の子の食べ方についての記事紹介
こちらの記事では数の子の塩の抜き方について解説をしてくださっています。
その後の味付けについても教えてくださります。
動画もありますので参考になりますね。
簡単なレシピもご紹介してくださっています。
ありがとうございます。
まとめ
いかがでしたか。
おせち料理では数の子は、子孫繁栄の意味があります。
数の子の種類や産地によって、口当たりが違ってきます。
その硬さ加減によって味付け方や食べ方も変わっているのです。
これで数の子についてのお話を終わりにしたいと思います。
おせち料理を食べる時にも「これは太平洋産かな、それとも大西洋産なのかな」と考えて食べてみるのも楽しいかもしれませんね。
それではまた。
ここまで読んで頂きまして誠にありがとうございました。
嬉しい楽しい、ついてます。
感謝
泉水善光