「なんて日だ!」でおなじみのバイきんぐ西村瑞樹さん。
「小峠じゃないほう」
「サイコパス芸人」
「キャンプ好きのおじさん」
多くの人が抱くイメージは、たぶんこの辺りですよね。
でも実は、そののんびりした雰囲気の裏には私たちの想像を超えるほどの意外な素顔が隠されていたんです。
この記事では、西村瑞樹さんの知られざる5つの側面をご紹介します。
読み終える頃には、きっとあなたも彼の魅力の虜になっているはずですよ。
西村瑞樹の「ポンコツ」キャラは仮の姿?実は東大生レベルのIQの持ち主だった
番組では天然ボケで「ポンコツ」なキャラクターとしていじられることの多い西村瑞樹さん。
でもね、これ本当に驚いたんですけど、その頭脳はめちゃくちゃ明晰だったんです。
西村瑞樹がIQ125を記録した瞬間
2016年のお正月、元旦に朝日放送で放送された『芸能人格付けチェック 2016大予選会』という番組でのこと。
この番組で芸人さん27人がIQテストを受けたんですけど、西村瑞樹さんはなんと「125」という素晴らしい数字を記録したんですよ。
しかもこの数字、参加した芸人さんたちの中でトップ3に入る高さだったんです。
ちなみに、この時の1位はFUJIWARAの原西孝幸さんで135、2位がトレンディエンジェルの斎藤司さんで132、そして西村瑞樹さんが3位で125という結果でした。
西村瑞樹のIQ125は東大生レベル?
IQって普通は100が平均と言われていて、110を超えると「高い」とされるんですね。
そして120から129の間は「優秀」というカテゴリーに分類されるんです。
これね、東京大学の学生の平均IQが120前後と言われていることからも、そのレベルの高さがわかりますよね。
彼の出身校が偏差値64前後の進学校、兵庫県立尼崎稲園高等学校であることも、この事実を裏付けているんです。
でも西村瑞樹は中央官庁を答えられなかった
ただし、高いIQが必ずしも一般的な知識に直結しないのが西村瑞樹さんの面白いところ。
この高いIQ結果のおかげで、翌年2017年4月に放送された『水曜日のダウンタウン』の「頭脳と肉体を兼ね備えたコンビこそ最強説」という企画では、頭脳派担当として出演したんですけどね。
ところが日本の中央官庁の名前を一つも答えられないという、ちょっと残念な場面も見せてしまったんです。
単なる天才ではない、このアンバランスさこそが、彼を一層ミステリアスで魅力的な存在にしているのかもしれませんね。
西村瑞樹が14年越しで挑むジグソーパズルに映る、唯一無二の文才と世界観
その高い知性と同様に、テレビでのイメージとはかけ離れているのが、彼の持つ独特の時間感覚と文才なんです。
テレビでの破天荒なイメージとは裏腹に、西村瑞樹さんには文筆家としての一面もあるんですよ。
西村瑞樹さんが書いた初めてのエッセイ集『ジグソーパズル』は、その独特な世界観と隠れた文才が光る一冊で、タイトルにもなっているエピソードが、彼の人間性を象徴しています。

暇な時に僕はジグソーパズルをやる。本当に気が向いた時だけなので年に2、3回くらい。年に2、3回なら結構やっている方ではないかと思う人もいるでしょうが違うのです、僕はまだ完成していない1000ピースのジグソーパズルを年に数ピースずつ、気がつけば14年という気が遠くなるほどの時間をかけてやっているのです。
14年かけてもまだ1000ピースのパズルを完成させない。
すごいですよね、この感覚。
エッセイの中では他にも、夏は嫌いなのに「ちなつ」という名前の響きが大好きだと熱弁するなど、常人には理解しがたいけど妙に引き込まれるエピソードが満載なんです。
スピードが命であるテレビのお笑い界とは真逆の、誰にも流されない自分だけの時間軸で生きる彼の哲学がそこにはあるんですよね。
西村瑞樹とのコンビ結成は奇跡?NSC「裏口入学」という衝撃の事実
マイペースな文筆家としての一面とは裏腹に、バイきんぐというコンビの結成は、奇跡としか言いようのない偶然の連続によって成り立っていたんです。
西村瑞樹と小峠の運命的な出会い
二人の出会いは、大分県の自動車教習所の合宿でした。
当時はほとんど話さなかったそうなんですけど、半年後、NSC(吉本総合芸能学院)の面接会場でまさかの再会を果たすんです。
「これは運命だ」と感じた小峠さんは、西村瑞樹さんに「面接に受かっても落ちても、4月1日の夜7時に戎橋の真ん中で会おう」と、連絡先も交換せずにドラマチックな約束を交わしました。
西村瑞樹のNSC裏口入学の真相
でもね、ここからが衝撃の展開なんです。
なんと西村瑞樹さんはNSCの面接に落ちていたんですよ。
ところが、お父さんの行きつけのスナックのママが吉本所属の演歌歌手だったという縁で、口利きをしてもらい「裏口入学」が決定するんです。
そして、その恩人に挨拶に行く約束の日時が、奇しくも小峠さんと約束した「4月1日の午後7時」。
西村瑞樹さんは小峠さんとの約束の場所には現れず、二人の運命はすれ違ったかに見えたんですよね。
西村瑞樹と小峠、奇跡の再会
結局、NSCの授業で再び顔を合わせたことでコンビは無事結成されるんですけど、もしこの偶然が一つでも欠けていれば、バイきんぐというコンビは存在しなかったかもしれません。
まさに運命のいたずらが生んだ奇跡のコンビなんです。
西村瑞樹の「嫉妬はゼロ」相方・小峠への揺るぎないリスペクト
奇跡の連続で結成されたコンビですけど、二人の絆の深さには本当に驚かされるんです。
西村瑞樹さんの「サイコパス」なキャラクターイメージからは想像もつかないほど、本物の絆で結ばれていたんですよ。
2012年の「キングオブコント」優勝後、小峠さんはピンで大ブレイクしました。
一方で西村瑞樹さんのテレビ出演は激減して、世に言う「コンビ格差」が生まれたんですよね。
普通なら焦りや嫉妬を感じそうなものなんですけど、西村瑞樹さんの心境はまったく違ったんです。
彼は相方の活躍を、一点の曇りもない尊敬の眼差しで見つめていたんですよ。
やっぱり小峠は面白いな~
彼は小峠さんが出演する番組をすべて録画して、純粋なファンとして楽しんでいたそうなんです。
嫉妬の感情は「まるでなかった」。
それは、相方の才能を誰よりも信じて、リスペクトしていたからに他ならないんですよね。
この関係性は小峠さんも同じなんです。
多忙を極める中でも、西村瑞樹さんに仕事が回るようにと、自分はあまり好きではない地方の営業の仕事を断らずに受け続けていたんだそうです。
人づてにその話を聞いた西村瑞樹さんは「ちょっとジンときました」と語っています。
破天荒な芸風の裏で、二人は誰にも真似できない固い絆で結ばれているんですね。
西村瑞樹の「キャンプは冬一択」単なる趣味を超えた哲学
相方への深いリスペクトを胸に秘めながらも、コンビ格差が生んだ「暇」な時間。
それを西村瑞樹さんは、彼らしい独特の哲学へと昇華させるんです。
西村瑞樹のキャンプとの出会い
今やキャンプ芸人として確固たる地位を築いた西村瑞樹さんですけど、その原点は意外にも「暇だったから」だったんですよ。
そんな時、芸人のヒロシさんが真冬の2月にキャンプに行くと聞いて、「面白そうだな」と連れて行ってもらったのがすべての始まりだったんです。
西村瑞樹が「冬キャンプ」にこだわる理由
彼のキャンプ愛は単なる趣味の域を超えています。
最も驚くべきは、彼が「キャンプは冬一択」と断言するほどの生粋の冬キャンパーであること。
夏はオフシーズンとまで言い切るんですよ。
その理由は、彼のキャンプ哲学の核心にあります。
西村瑞樹にとって焚き火は人生そのもの
「焚き火のためにキャンプやってる」。
西村瑞樹さんにとって、キャンプの主役はあくまで焚き火なんです。
揺らめく炎を眺めていると、頭の中のモヤモヤが浄化されていくんだそうです。
たとえ「仕事でスベっても浄化される」と語るほど、焚き火は彼にとって神聖な儀式のようなものなんですよね。
愛用のキャンプ道具を「育てる」と表現することからも、彼にとってキャンプが単なる娯楽ではなくて、人生と深く結びついた哲学であることがわかります。
【まとめ】バイきんぐ西村瑞樹は頭が良い?!IQ125で裏口入学?意外すぎる5つの素顔
東大生レベルのIQを持ちながら「ポンコツ」と呼ばれて、14年もジグソーパズルを続けるスローな文筆家。
サイコパスな奇人でありながら、相方への愛は誰よりも深い。
そして、ただ暇つぶしで始めたキャンプを、人生の哲学にまで昇華させた男。
バイきんぐ西村瑞樹さんは、まさに矛盾の塊のような人間なんです。
でもね、おそらくその矛盾の中にこそ、私たちが惹きつけられてやまない、彼の真の魅力が隠されているんでしょうね。
最近では俳優としてのスタートもきった西村瑞樹さん。
どんな成長をみせてくれるのか。
今後の活躍を期待しちゃいましょう~
それではこの辺で。
ここまで読んで頂きまして誠にありがとうございました。
嬉しい楽しい、ついてます。
感謝
泉水善光