中国浙江省で行われている2023年のアジア大会で柔道の角田夏実選手が優勝しましたね。
優勝した記事の画像などから、すらっとした背の高さとかわいらしいルックスで柔道ファン以外からも人気が上がっています。
そこで彼女の経歴を追ってみました。
動画も入れてあるので良かったら最後まで読んでくださいね。
1. 角田夏実選手のプロフィール
名前:角田夏実(つのだ なつみ)
出身:千葉県八千代市
生年月日:1992年8月6日
身長:161cm
握力:右32kg 左34kg(現時点では変化している事も考えられる。)
血液型:A型
競技階級:48キロ級
柔道開始:小学校2年生の時、父親に連れられて八千代警察署で柔道を始める
得意技:寝技(なかでも腕ひしぎ十字固め(関節技))、内股、巴投げ。組み手は左組み。
趣味:運動。ハイキングなどの山登り、ヨガなどで、すごく汗をかくことが好き。
飲酒:普通の女子よりは飲む。ハイボールが好き。甘くないお酒が好き。一晩でワイン6本、焼酎1リットルとかは普通に飲む。
出身小学校:八千代市立勝田台小学校
出身中学校:八千代松陰中学校から3年生に転校し八千代市立勝田台中学校
出身高校:千葉県立八千代高校
出身大学:東京学芸大学 教育学部教育学科スポーツ専攻
2. 角田夏実選手の経歴の概要
以下には年代別で経歴の概要を書きました。
初期のキャリア
もともと元気のよい子供で男の子と外で遊ぶことが多かったらしいです。
よくスカートを破って帰ったりして、
お母さんに怒られていたこともありました。
角田夏実さんは、幼少期から柔道に親しんできました。
お父さんが接骨院(柔道整体師)をしていた影響もあり柔道を始めています。
彼女は小学2年生の時に父親に連れられて地元の八千代警察署で柔道を習い始めました。
そこで基本的な技術を習得しました。
中学時代(挫折から火が付く)
中学2年生のときに出場した県大会で優勝。
その後、全国中学校柔道大会で1回戦の始まり13秒くらいで負けてしまう。。。
そこで悔しい気持ちを覚えたのだそうです。
一体、何が起きたのか?どんな技をかけられたのか?も分からずに秒で負け。
その時に初めて「もっとしっかり練習しなければ」と感じたそうです。
この試合から自分の柔道に対する気持ちに火が付いて柔道の強い高校に入って練習したいと思うようになったのだそうです。
角田夏実さんが言っていた中学は中高一貫校だったので、他校へは受験が出来ません。
その為、高校受験が出来るように中学3年生の時に転校を決意します。
高校時代(スランプ)
中学3年生からの転校であったにもかかわらず、受験に成功し柔道強豪校の千葉県立八千代高等学校に入学しています。
中学までとは、けた違いに練習量の多い高校での柔道生活でさらなるスキルアップを果たし高校2年のときには全国高校総体で3位に入賞しました。
この時には自分でも指導するコーチも3位入賞できるとは思ってもいなかったようです。
とても嬉しい気持ちになったでしょうね。
けれどもその後は思うように成績も残せずにスランプの高校時代を過ごすことになります。
柔道もやめたくなっていました。
大学時代
柔道を続けたくないという思いがケーキの専門学校に行きたい気持ちを起こさせたようです。
進学のことでは親とも何度も喧嘩をしたこともありました。
親と先生からの助言や東京学芸大学の柔道部監督からの誘いもあり東京学芸大学に入学しています。
全日本学生柔道大会(女子3人制)で優勝を果たしました。
大学時代の柔道の練習は自主性を重んじる雰囲気があったそうで、また再び柔道の楽しさを感じることが出来るようになったらしいです。
柔道好きの仲間たちと柔道の楽しさを更に追求していったのでしょう。
また大学時代には柔道だけでなく、サンボや柔術の試合にも挑戦して関節技を身に着けています。
この時から柔道でも寝技に重点を置くようになりました。
他競技での経験が彼女の国際大会での柔道スタイルを豊かにしたともいえるでしょう。
社会人期
角田夏実さんは大学卒業後、了徳寺学園に職員所属として柔道活動を続けていました。
この期間中、怪我に苦しむこともありました。
しかし、努力した末、講道館杯全日本柔道体重別選手権大会 2016(女子52kg級)で優勝しています。
その他にも2019年には階級を下げて(女子48㎏級)優勝しています。
彼女の頑張りは、将来の国際舞台での成功への重要なステップでした。
世界での成功
世界選手権でも好成績を残しています。
2021年と2022年には世界柔道選手権大会で2連覇を達成しました。
2022年にはグランドスラム・パリ、グランドスラム・ハンブルク、グランドスラム・東京などで優勝・優勝・3位入賞をはたし、世界の頂点に立ちました。
角田夏実さんは、その優れた柔道技術と精神力で日本柔道界の誇りとなっています。
そして2023年9月、中国浙江省のアジア大会では日本勢第1号となる金メダルを獲得しています。
角田夏実選手の主な戦績
彼女の主な戦績は以下の通りです。
52kg級での戦績
※出典:ウィキペディアより URL https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A7
- 2009年 - インターハイ 3位
- 2010年 - 高校選手権 5位
- 2010年 - インターハイ 5位
- 2013年 - 学生体重別 優勝
- 2013年 - 国体成年女子の部 優勝
- 2013年 - 講道館杯 5位
- 2014年 - 国体成年女子の部 優勝
- 2016年 - 実業個人選手権 2位
- 2016年 - 講道館杯 優勝
- 2016年 - グランドスラム・東京 優勝
- 2017年 - グランドスラム・パリ 2位
- 2017年 - 体重別 2位
- 2017年 - 世界選手権 2位
- 2017年 - グランドスラム・東京 7位
- 2017年 - ワールドマスターズ 7位
- 2018年 - グランドスラム・パリ 5位
- 2018年 - 体重別 優勝
- 2018年 - グランプリ・ブダペスト 優勝
- 2018年 – アジア大会 優勝
- 2018年 - グランドスラム・大阪 2位
- 2018年 - ワールドマスターズ 優勝
- 2019年 – グランドスラム・パリ 2位
- 2019年 - 体重別 優勝
- 2019年 – グランプリ・ザグレブ 優勝
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48kg級での戦績
※出典:ウィキペディアより URL https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A7
- 2019年 - 実業個人選手権 優勝
- 2019年 - グランドスラム・ブラジリア 3位(52㎏級)
- 2019年 - 講道館杯 優勝
- 2019年 - グランドスラム・大阪 3位
- 2020年 - グランプリ・テルアビブ 優勝
- 2020年 - 講道館杯 7位
- 2021年 - グランドスラム・タシケント 2位
- 2021年 - 体重別 優勝
- 2021年 - 世界選手権 優勝
- 2022年 - グランドスラム・パリ 優勝
- 2022年 - 体重別 2位
- 2022年 - グランドスラム・ウランバートル 優勝
- 2022年 - 世界選手権 優勝
- 2022年 - グランドスラム・東京 3位
- 2023年 - 世界選手権 優勝
- 2023年 – 中国浙江省アジア大会 48㎏級 優勝
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【まとめ】角田夏実選手の今後の展望
2023年9月現在、角田夏実選手は女子48kg級で世界ランキング1位のトップ選手として、日本柔道界を代表しています。
今後もその実力を発揮し、国際舞台での活躍を期待されています。
彼女は、過去の困難を克服し、それが彼女の強さの源となっていると思います。
その力を最大限に発揮し、今後の国際舞台での成功を期待したいと思います。