NBAのバスケットボール選手の中でもとりわけ有名なステフィン・カリー選手。
英語だとSTEPHEN CURRY(ステフィン・カリー)ですね。
彼は、全身に大きくカラフルなタトゥーを入れている多くのNBA選手とは異なり、小さくても意味のあるタトゥーを体に散りばめていますね。
彼のタトゥーのデザインは、揺るぎない信仰と家族への愛情に強く影響を受けているんです。
実は、ステフィンカリー選手は大学時代に「アスリートとタトゥーの相関関係」についての論文を書くほどにタトゥー文化に魅了されていたのでした。

カリーって論文まで書いてたの?
そうなんです!
だからこそ彼のタトゥーには深い意味があるんですね

ステフィン・カリーの右上腕二頭筋のタトゥー「WOE」の意味
ステフィン・カリーがシュートを放つ際に、右上腕二頭筋に見える「WOE」という文字。
これは「Working On Excellence(卓越したことに取り組む)」の略で彼のバスケットボールキャリアを要約しているんです。
カリーは、高い評価を受けるドラフト候補の選手ではなかった。
2009年のNBAドラフトでは7位指名だったのでした。
また、現在の世界的スターになる前には、キャリア初期の足首の故障を克服しなければなりませんでした。
このタトゥーは、彼の努力と成長の道のりを示しています。

7位指名って、今思えば信じられないですよね
そうですね。
でも彼にとってはその苦労こそが宝物なんでしょう

ステフィン・カリーの左上腕二頭筋の「><」のタトゥーの意味
ステフィン・カリーが左上腕二頭筋に入れている「><」のシンボルは、一見すると取るに足らないように見えます。
けれども、その背後には深い宗教的な意味が込められているのです。
これはヨハネによる福音書3章30節の「He must become greater; I must become less.(あの方は必ず栄え、私は衰えなければなりません)」を表しているのだとか。
これは、ご自身の成功よりも神の栄光を優先するという彼の謙虚な姿勢を示しているのです。
ステフィン・カリーの妻であるアイーシャ・カリーも同じタトゥーを入れています。
夫婦でその意味を共有しています。
また、このタトゥーは「過去が僕たちの後にあり、未来が僕たちの前にあるということを意味している」のだとか。
「だからこの瞬間、僕たちは真ん中にいる」として、「今この瞬間を大切に生きる」というメッセージも込められていると彼自身が語っているんす。

シンプルな記号に、
こんなに深い意味があるなんて…
夫婦でお揃いっていうのも素敵ですよね

ステフィン・カリーの右手首のタトゥー、ヘブライ語の意味
彼のシュートハンドである右手首には、ヘブライ語のタトゥーが刻まれています。
これはコリントの信徒への手紙一13章8節からの引用で、
「Love never fails(愛は決して絶えることはない)」を意味しています。
このタトゥーは、妻アイーシャへの深い愛情と献身を示すもので、彼女も同じデザインを共有しているのです。
彼の家族への忠実な愛、そして神の揺るぎない愛を象徴しているのですね。

シュートする度に、
この愛のメッセージが見えるんだよね!
家族への愛が
プレーにも力を与えているのかもしれませんね

ステフィン・カリーの左手首のヘブライ語のタトゥーと「TCC 30」の意味
左手首の外側には、ヘブライ語で彼の姓である「Curry(カリー)」が彫られています。
これは、2017年にウォリアーズがNBAチャンピオンを獲得した直後に彫られたもので、妻アイーシャや父デルもこのタトゥーセッションに参加しました。
左手首の内側には「TCC」と「30」のタトゥーがあります。
「30」は、彼と父デル・カリーが着用してきたジャージ番号を表しています。
「TCC」は、彼の大学のコーチであるボブ・マッキロップが毎日説いていた言葉
「Trust, Commitment, and Care(信頼、献身、配慮)」
の頭文字なのです。
これは、彼がバスケットボール選手としても人間としても成長した場所を思い出させるものだそうです。
彼と5人のチームメイトがデビッドソン大学時代に入れました。

家族みんなでタトゥーセッションって、
アメリカらしいですね
大学時代の仲間と一緒に入れたTCCも、
きっと特別な思い出でしょうね

ステフィン・カリーの左薬指の「A」のタトゥーの意味
ステフィン・カリーは、左手の薬指に妻アイーシャのイニシャルである「A」も彫っています。
これは、試合中に結婚指輪を着用できない時に、
妻への生涯の献身と愛を表現するためのものなのだそうです。

結婚指輪の代わりって発想が素敵ですね
アイーシャさんも喜んでいるでしょうね

ステフィン・カリーの右脚のタトゥー:動物たちの意味
ステフィン・カリー選手は、右脚に3つの幾何学的な動物のシンボルを彫っています。
これらは、彼の3人の子どもたち、ライリー(長女)、ライアン(次女)、キャノン(長男)を表しています。
狼は息子のキャノンを、蝶は次女のライアンを、そしてユニコーンは長女のライリーを象徴しています。
ライリーは自由な精神を持つことから「馬」が選ばれ、
彼らにとっては「すごい素質を持った最初の子」であるため「ユニコーン」になりました。
妻のアイーシャも左腕に同じタトゥーを入れており、家族の絆の象徴ともなっています。
これらのタトゥーは、ロサンゼルスを拠点とするアーティスト、
ダニエル・ウィンター(Winter Stone)によって彫られました。

子どもそれぞれの個性を動物で表現するなんて、
とてもクリエイティブですね
ライリーちゃんがユニコーンって、
なんだかパパの愛情が伝わってきますね

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【まとめ】ステフィン・カリーの一つ一つのタトゥーが語る彼の人生哲学
ステフィン・カリーのタトゥーにはそれぞれに意味がありました。
彼の信仰、家族への愛、そしてキャリアに対する献身という、
彼の人生において最も重要な価値観を反映していたのです。
これらの個人的で意味深いデザインは、単なる体の装飾ではなくて、
彼の人間性とキャリアを形作る重要な要素としても見ることができますよね。
日本ではまだまだタトゥーはネガティブな存在でマイナーな感じですけども、若い世代には浸透してきているのかもしれません。
最近よく、ファッションとしてタトゥーを入れた人も多くなってきた気も致します。
我々の価値観も変えていかないといけない時代なのかもしれませんね。
それではこの辺で。
ここまで読んで頂きまして誠に有り難うございました。
嬉しい楽しい、ついてます。
感謝
泉水善光