田口清隆さんは、日本を代表する特撮監督の一人で、幼い頃から特撮作品に魅了され、自らも自主制作映画に情熱を注いできました。
2009年には『長髪大怪獣ゲハラ』で見事な商業デビューを飾り、その後も「平成ウルトラシリーズ」の中核を担う監督として活躍しています。
田口清隆の経歴
1980年5月7日に北海道室蘭市で生まれた田口さんは、
幼少期から平成ゴジラシリーズやウルトラシリーズの再放送に夢中になり、
中学時代には自主制作の怪獣映画を撮り始めました。
特撮の裏側(制作現場など)に興味を持ち、
1999年には日活芸術学院に入学しています。
日活芸術学院では実習生として現場経験を積みながらも自主映画の制作を続けていきました。
田口清隆さんは2000年に日活芸術学院を中退しています。
その後も自主制作に専念し2007年には自主映画『G』を完成させました。
その才能が特撮プロデューサー樋口真嗣監督の目に留まり、
2009年には『長髪大怪獣ゲハラ』で商業監督デビューを果たしました。
田口清隆の主な作品
2009年のデビュー作『長髪大怪獣ゲハラ』で「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2009」の市民賞を受賞しています。
翌年には特撮ドラマ「ウルトラゾーン」への参加が決まりました。
2014年に参加したウルトラシリーズ「ウルトラマンギンガS」は子供向けの味付けが好評でした。
田口さんは「子供に特撮の楽しさを伝えたい」という思いがありました。
シリーズ「ウルトラマンX」「ウルトラマンオーブ」「ウルトラマンZ」ではメイン監督を務めて斬新な設定と手に汗握るアクション映像を作り上げました。
その結果、多くの子供たちに愛されるウルトラマンシリーズが出来上がっていきました。
ウルトラシリーズ以外にも、『THE NEXT GENERATION -パトレイバー-』(2014年)や「魔進戦隊キラメイジャー」(2020年)など、幅広いジャンルの特撮に挑戦しています。
2023年にも「ウルトラマンブレーザー」のメイン監督を務めました。
2024年の特撮ドラマ「仮面ライダーガッチャード」ではベロソルの声を担当して監督だけじゃない活動も行っています。
田口清隆監督の声が聞ける動画の紹介
ウルトラマンブレーザーのメイン監督が作品の解説をしています。
ガバドンに対する愛も語っています。
田口清隆のその他の情報
イベント「全国自主怪獣映画選手権」の主催や雑誌「宇宙船」の連載を通じて後進の指導にも力を入れています。
また、「地球防衛軍」ゲームシリーズの実写化を提案するなど、ゲームへの深い愛情も持っています。
子供たちだけではなく青年たちにも希望を与え続ける田口清隆さんのこれからの活動に大いに期待をしています。
田口清隆の経歴と主な作品!子供たちに夢を与え続ける男のまとめ
- 田口清隆さんは北海道出身。
- 自主制作映画『G』で才能を開花させ、『長髪大怪獣ゲハラ』で商業デビュー。
- ウルトラシリーズの『X』『オーブ』『Z』で監督を務めた。
- 監督以外にも作品への出演や声優も行っている。
- 次世代育成にも尽力。
以上の事をお伝えしました。
これからも夢のある映像世界を作り上げて子供たちに楽しさを与えていって欲しいと思っています。
あまり表に出てこないお名前ですが、応援しています。
ここまで読んで頂きまして、誠にありがとうございました。
嬉しい楽しい、ついてます。
感謝
泉水善光