SUPER EIGHTの横山裕さんといえば、あの明るいキャラクターですぐに思い浮かびますよね。
でも実は、横山裕さんの人生には想像以上に重いものがあったんです。
年の離れた2人の弟さんたちとの深い絆、そして家族を支え続けてきた横山裕さんの姿に、多くのファンが涙したと聞いています。
中でも気になるのが、弟さんたちの現在の職業です。
本当に税理士をされているのでしょうか。
どちらの大学を出られたのでしょうか。
今回は、横山裕さんと弟さんたちの歩みを、じっくりと見つめてみたいと思います。
横山裕の生い立ちと二人の弟:複雑な家族背景
横山裕さんの人生を語る上で、避けて通れないのが幼少期からの複雑な家庭環境です。
両親の離婚、母親の再婚、そして2人の異父兄弟との出会い。
順風満帆とは程遠い環境の中で、横山裕さんがどのように弟たちとの絆を深めていったのか、詳しく見ていきましょう。
横山裕の幼少期から続いた試練
横山裕さんの生い立ちを知ると、胸が痛くなります。
3歳で両親が離婚、5歳で母親が再婚。
現在の「横山」という姓は、この時の義父の姓なんですね。
横山裕さんの本名は侯隆(きみたか)さん。
ところが、義父との関係はうまくいかず、暴力を受けることもあったといいます。
だから一時期、母方の祖父母の家で過ごすこともありました。
横山裕の異父兄弟との出会いと家族への責任感
やがて母親と義父の間に、横山裕さんより6歳下の勤(つとむ)さん、8歳下の充(みつる)さんという弟が生まれます。
異父兄弟ではありますが、横山裕さんにとって大切な家族です。
横山裕さんは小さな頃から家計を支えなければという思いが強く、
中学を出ると高校には行かず、建設会社で働きながらジャニーズJr.の活動を続けていました。
横山裕の母親のがん発見と弟たちの児童養護施設での体験
そんな中、横山裕さんが23歳の時、母親にがんが見つかったんです。
このことが原因で義父との離婚が決まり、生活はさらに苦しくなりました。
横山裕さんの弟たちは児童養護施設に預けられることになったんです。
この時、横山裕さんは心に決めたのだそうです。
「弟たちが一人前になるまで、絶対に面倒を見よう」と。
次男・勤さんとの思い出:横山裕が支えた記憶喪失と結婚
次男の勤さんのエピソードは、横山裕さんの家族愛を語る上で最も感動的な物語の一つだと思います。
母親の死という悲劇が勤さんに与えた深刻な影響と、それを支えた横山裕さんの兄としての愛情。
そして迎えた幸せな結婚まで、一連の出来事を追ってみましょう。
横山裕の母親の死という家族にとっての大きな悲劇
2010年5月16日。
横山裕さんにとって、忘れられない日となりました。
29歳の時、最愛の母親が50歳という若さで、虚血性心疾患により急逝されたのです。
次男の記憶喪失と横山裕の献身的なサポート
この悲劇が、特に次男の勤さんに大きな影を落としました。
母親を失ったショックで、勤さんは解離性健忘症になってしまったんです。
約2年間、母親の死に関する記憶がすっぽりと抜け落ちてしまいました。
横山裕さんの行動は、本当に兄として、いえ、親としての愛情に満ちたものでした。
多忙な芸能活動の合間を縫って大阪に家を借り、勤さんと一緒に暮らし始めたんです。
思い出の場所を一緒に訪れたり、懐かしい写真を見せたり。
記憶を取り戻してもらうために、できることは何でもやりました。
横山裕さんの愛情深いサポートが実を結び、2年後、勤さんの記憶は少しずつ戻ってきました。
横山裕の弟・次男の感動の結婚式とトランペット演奏
2016年6月18日、勤さんが結婚されました。
最初は結婚式を挙げる予定はなかったそうですが、横山裕さんがお嫁さんの気持ちを察して、
「式を挙げてあげなさい」
と勤さんの背中を押したんですね。
結婚式当日、横山裕さんは3か月も練習したトランペットで、福山雅治さんの「家族になろうよ」を演奏してサプライズ。
勤さんからの感謝の手紙を読んで、横山裕さんも思わず涙が止まらなかったそうです。
横山裕の弟、勤さんの現在とは
勤さんは高校を卒業後に就職しています。
難しい資格である「宅地建物取引士(宅建)」も取得されているのだとか。
努力しながら生活しているのですね。
横山裕さんが購入されたマンションで暮らしているという話もありますよ。
三男・充さんは本当に税理士?大学はどこ?横山裕の献身的な支援
多くの横山裕ファンが気になっていると思われるのが、三男の充さんの現在の職業についてです。
本当に税理士をされているのでしょうか。
どちらの大学を卒業されたのでしょうか。
横山裕さんが2000万円以上もの学費を負担したという話は本当なのでしょうか。
充さんの歩みを詳しく見ていくと、横山裕さんの弟への深い愛情と、充さん自身の努力の軌跡が見えてきました。
横山裕の弟・三男は税理士という夢のために京都産業大学を卒業後、法政大学の会計大学院へ
さて、一番気になる弟さんが税理士なのかどうなのかという話です。
三男・充さんには税理士になりたいという夢がありました。
まず京都産業大学を卒業して、その後、法政大学の会計大学院に進まれたんだそうです。
横山裕がした弟への2000万円を超える学費負担
横山裕さんは、充さんの学費を全て負担されました。
大学から大学院まで、総額は2000万円を超えたとも言われているのです。
横山裕の弟、充さんの留年を乗り越えた努力の日々
三男の充さんも楽な道のりではありませんでした。
大学院では留年も経験しているのです。
勉強とアルバイト、税理士予備校の三つを同時にこなすという大変な日々を送っていたのですね。
横山裕さんも時には厳しく叱ることもあったそうですが、弟の頑張りをずっと見守り続けていました。
横山裕の弟・充さんはついに夢を実現して税理士事務所を開業
そして充さんは見事、税理士試験に合格したんです。
2016年に独立し、2022年8月には『横山充税理士事務所』を東京都港区東麻布に開業。
事務所のホームページもちゃんとあるそうですから、本格的に税理士として活動されているのは間違いないようですね。
横山裕さん自身も、自分の収入の管理を弟の充さんにお任せしているそうで、「弟が頼もしい」と話されています。
兄として、これ以上ない誇らしさでしょうね。
横山裕の家族への思いが動かした社会貢献「子ども支援マラソン」
横山裕さんの家族への思いは、単に弟たちを支えるだけにとどまりませんでした。
自身の経験を社会に還元し、同じような境遇にある子どもたちの力になりたいという思いが、様々な活動に結実しています。
特に2025年の24時間テレビでのマラソンは、横山裕さんの人生そのものを表す象徴的な出来事となりました。
横山裕は文字通りの「親代わり」として
横山裕さんは、母親の死後、弟たちにとって文字通り「親代わり」の存在となりました。
横山裕さんは「親をやったことがないのに、よくついてきてくれた」と弟たちに感謝しつつ、時には厳しく接してしまったことへの後悔も語っていらっしゃいますが、その厳しさも弟たちを守り、育て上げるための愛情と強い責任感から来るものでした。
横山裕が挑んだ24時間テレビでの「子ども支援マラソン」
横山裕さんの家族への深い思いは、社会貢献活動にも繋がっています。
2025年8月30日、横山裕さんは「24時間テレビ48」のチャリティーマラソンランナーを務められました。
このマラソンのテーマは「子ども支援マラソン」であり、弟たちが児童養護施設で過ごした自身の経験が根底にあることを明かされています。
横山裕さんは「僕が走ることで、支援を必要としている子どもたちがいるという事実を知ってもらうだけでも意味がある」と繰り返し強調されました。
横山裕、20年ぶりの弟たちの暮らした児童養護施設訪問
また、出走前にはかつて弟たちが生活していた児童養護施設を20年ぶりに訪問し、当時の日誌を読んで弟たちの不安な気持ちをようやく理解できたと、涙ながらに語っていらっしゃいます。
横山裕さんは「がむしゃらだった。お金稼がないと、生きるために」と、当時の自身の心情を明かし、「僕の走りを通じて、誰かの力になれるなら、それだけで意味がある」と強い決意を示されました。
横山裕のファンからの深い感動と評価
横山裕さんの壮絶な半生を知り、「ボロ泣きした」というファンも多くいて横山裕さんの人間性に深く感動しているようなんです。
本来なら大人が負うような責任を背負っていた横山さんの生き方は、「ガチのチャリティの人で考えさせられる」と評価されており、櫻井翔さんがMCを務める番組で横山裕さんのエピソードが「誠実に扱われた」とファンからも感謝の声が上がっていました。
【まとめ】横山裕の弟は本当に税理士?大学はどこ?ファンが知りたい家族の絆を解説
横山裕さんと弟さんたちの物語は、貧困、母親の死、弟の記憶喪失といった数々の困難を乗り越えた深い愛情と強い責任感で結ばれた家族の絆を感じずにはいられません。
次男の勤さんは記憶喪失を克服し結婚され、三男の充さんは横山裕さんの手厚い支援を受けながら税理士という夢を叶え、自身の事務所を経営するまでに至りました。
横山裕さんの「親代わり」としての献身と、弟さんたちの努力が実を結んだ結果は、多くの人たちに感動と勇気を与えてくれたのではないでしょうか。
横山裕さんの経験は、私たちに家族の大切さ、努力の価値、そして逆境の中でも希望を持ち続けることの意義を教えてくれましたよね。
横山裕さんのように、過去の苦労を乗り越え、努力を力に変えて社会に貢献する姿勢というのは、私たち自身の生き方にも深く問いかけるものがありました。
若者たちの笑顔を無くすな!
改めて思った次第です。
それではこの辺で。
ここまで読んで頂きまして誠にありがとうございました。
嬉しい楽しい、ついてます。
感謝
泉水善光