2025年7月12日に大阪・関西万博でブルーインパルスの展示飛行が行われました。
翌13日も予定されています。
多くの人が空の芸術を楽しみにしていましたが、安全確保と円滑な運営のために、各所で観覧制限が設けられていました。
皆さんの中にも、「えっ、そんなに制限があったの?」と驚かれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
なぜこれらの制限が必要だったのか、どのような場所が対象となったのかを詳しく見ていきましょう。
万博会場周辺でのブルーインパルス観覧制限の詳細
主に以下の場所での制限が厳しくあったようです。
万博のメイン会場である夢洲と舞洲エリアの制限内容
万博のメイン会場である夢洲では、「東エントランス広場」と「西エントランス広場」が観覧禁止エリアに指定されていました。
また、万博来場者や舞洲の施設利用者以外の人が、ブルーインパルス観覧だけを目的に夢洲や舞洲を訪れることは控えるよう公式は呼びかけていました。
これらのエリアには観覧者用の駐車場がなくて万博会場へのアクセスはパーク&ライドによるバス輸送に限定されているのです。
ブルーインパルスを見に車で行こうと計画されていた方には、ちょっとした計画変更が必要でしたね。
会場周辺では自家用車や二輪車の乗り入れも禁止となっていて交通の円滑化が図られていました。

思ったより厳しい制限。
車で行こうと思っていた人は、事前に情報をチェックしておけば良かったかもしれませんよ。
阪神高速道路PA閉鎖の影響
7月12日・13日の両日とも阪神高速湾岸線および大阪港線の7か所のPA(中島PA、泉大津PA、高石PA、朝潮橋PAなど)が早朝から閉鎖となります。
この閉鎖により、PAでの休憩、トイレ利用、食事ができなくなるということになりました。
高速道路利用者には大きな影響が出ましたね。

高速道路利用者は要注意ですね。
普段PAでトイレ休憩を取る人は、事前に済ませておくか別のルートを考える必要ありますよ。
ブルーインパルス観覧で制限された主要施設
主要な施設からも観覧には制限があったようです。
展望台・高層施設での制限
さきしまコスモタワー展望台では、通常の前売り券では入場できなかったのです。
ブルーインパルス飛行日専用の「展望台入場チケット」が必要でした。
けれど、12日時点では既に予約完売となっていました。
原則、当日券の販売はありませんでしたが、販売状況は日によって変動する場合もあるのでね。
飛行日専用の「展望台入場チケット」を購入出来るのかどうかは公式案内の確認をしなければなりませんでした。
チケットが取れなかった方は、きっとがっかりされたことでしょうね。
展望台以外のフロア(オフィスや商業施設)での観覧も制限されていましたよ。
ハルカス300(あべのハルカス展望台)では、混雑による入場制限とか一部エリアの規制があったし、三脚の使用や場所取りが禁止されていました。
飛行ルートの変更があった場合にはハルカス300に行った人たちにはブルーインパルスが見えないこともあると告知されていました。
万博記念公園での観覧ルール
万博記念公園では、通路や連絡橋での長時間の滞留や場所取り、それから三脚や椅子の設置が禁止されていました。
観覧は自然文化園内の広場(入園料:高校生以上260円、小中学生80円)が推奨されていましたね。
万博ブルーインパルス観覧制限の理由と背景
この様な色んな場所での制限が設けられていたのはもちろん安全確保が第一の目的となっています。
その背景もちょっと書いておきます。
安全確保を最優先とした対策
ブルーインパルスの展示飛行というのは多くの観客を引きつけます。
その為に会場周辺やランドマーク付近で混雑が発生するというリスクがありました。
前回の4月13日の飛行予定日(悪天候で中止)では、夢洲駅周辺で入場制限が発生して会場出口まで人が滞留する事態が起きていました。

中止になった4月の時点でもこんな混雑があったんだよね~
実際の飛行日はもっと人が集まることが予想されているからね。
これだけの制限というのは仕方なかったのかもしれません~
こうした混雑は事故や混乱を引き起こす可能性があるため、安全を優先して観覧エリアを限定する必要があったのでした。
夢洲や舞洲での駐停車禁止というのは、何か緊急なことが起こってしまった時にもスグに避難出来るようにするために必要だったのです。
そして、その他にも交通の円滑な運行を確保するためという理由もあったのでした。
交通規制による混雑回避
阪神高速のPA閉鎖も行われました。
これはブルーインパルスを観覧することが目的でPAに長時間停車する車両がいることが推測されていました。
その様な車が高速道路本線まで繋がり渋滞を引き起こすという危険を避けるためにPAの閉鎖も行ったのでした。
これは過去の事例で「観覧者がPAに集まってしまい、渋滞や事故のリスクが高まったケース」というのがあります。
皆さんの中にも高速道路で観覧者による渋滞で巻き込まれた経験がある方もいるのではないでしょうか。
大阪メトロの入場制限に関しては、駅構内の過度な混雑を防ぎ、乗客の安全を確保するためでした。
万博期間中は普段でも多くの来場者がいます。
それにもましてブルーインパルス飛行日となれば特に人出が増えると予想されていたのでした。
万博ブルーインパルス観覧のおすすめスポット
それではここでは規制に左右されにくいと思われるおすすめのスポットをご紹介します。
万博会場内での観覧
夢洲の会場内は展示飛行の中心地で、迫力のあるパフォーマンスを間近で見ることができます。
ただし、万博会場に入ることになるのでチケットの購入が必要となります。
会場内の端の広場や開けた通路が撮影にも適していたようです。
その他の推奨観覧スポット
- 南港中央公園
夢洲に近く、開けた場所で観覧できます。
家族連れにもおすすめのスポットとなっています。 - 大阪城公園
高層ビルが少なく、空が広く見えるエリア(西の丸庭園や大阪城ホール周辺など)。
個人的には、大阪城公園は穴場なのではないかなと思います。 - 通天閣周辺:
地上から通天閣とブルーインパルスを一緒に撮影するのに適していました。
展望台は予約が必要でしたが、比較的混雑が少ないという声もありました。

写真映えスポット発見!
通天閣とブルーインパルスの組み合わせは、大阪らしい写真が撮れそうですね。
SNSに上げたくなりますねー
観覧時の注意点
三脚や大型機材の使用は多くの場所で禁止されています。
また、熱中症対策(帽子、水分補給)や事前の天候チェックが重要。
最新情報は防衛省・自衛隊の大阪・関西万博特設ページや万博公式サイトで確認することが必要です。

7月の暑さは要注意!
真夏の屋外での観覧は体調管理が大切ですね。
水分補給を忘れずに!
万博ブルーインパルスを見た人のX投稿集
皆さん、楽しめてよかったですね~!!!!
【まとめ】大阪・関西万博ブルーインパルス展示飛行:観覧制限エリアと安全対策の全貌
ブルーインパルスの展示飛行は大阪・関西万博の注目イベントです。
安全確保と円滑な運営のために夢洲・舞洲エリアや阪神高速PA、特定の展望台などで観覧制限が設けられていました。
これらの制限は、混雑による事故防止、交通の円滑化、万博来場者の利便性確保を目的としていました。
制限があったとしても、適切な場所で観覧した人たちは、ブルーインパルスの美しい飛行を楽しむことができました。
皆さんはどちらで観覧されましたか?
見に行った方はそれぞれの場所で、きっと素敵な思い出ができたことでしょう。
次回同様のイベントがある場合は、公式発表を確認して、推奨された場所で安全に楽しむことが大切ですね。
それではこの辺で。
ここまで読んで頂きまして誠にありがとうございました。
嬉しい楽しい、ついてます。
感謝
泉水善光
引用参考元記事URL
- https://www.expo2025.or.jp/news/news-20250710-03/
- https://jafmate.jp/car/traffic_topics_20250709_1197732.html
- https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/2351315
- https://hosigumi.hatenablog.com/entry/2025/06/20/092029
- https://ainoyamanoyu.com/osaka-banpaku-blueimpulse-route-time/
- https://news.yahoo.co.jp/articles/aa0112815789d75a36f25824cb38a9f017489834